何も意見を出せない人がいたらどうする?

皆さんこんにちは

ASD当事者の猿田ももかです。

この記事では、

当事者として、大学で習っている作業療法士として

何も意見を出せない人がいたらどうする?

という話をしたいと思います。



何でそんなことが起きるの?

発達障害があると、意見を一切出せず、

会議の時にいい加減に聞いてると

勘違いをされやすいのはよくある話です💦

でもそうなってしまうのは、

多くはいい加減に聞いているわけではなく、

発達障害の様々な特性(処理速度の低さ)が関係してるのを知ってほしいと思います。

普段私たちは、聞き取ったことや目で見たものを、

頭の中で処理をした上で、自分の意見を伝えたり、

相手の話すことを理解したりしています。

つまり、処理速度とは、

聞き取ったことや目で見たものを、

頭の中で処理をする能力のことを指します!

処理速度が低いと?

発達障害を持っていると、

処理速度が元々低いことが多いです。

私も処理速度だけが極端に低いのですが、

その影響が仕事でも出やすいです💦

例えば処理に時間がかかるので、
仲間の意見を処理するのに時間がかかって、
グループワークについていけなくて、意見が何も出せなかったり…
自分の思った事をなかなか言葉にまとめられなかったり…
人の話を聞きながらメモがとれなかったり…
突発的な事がおきるとパニックになって体がフリーズしたり…

なので、事前に何を話し合うのかを教えてもらって、

皆さんよりも早めに自分の意見を考え始めたり、

パニックになってしまった時に、

みなさんが声を掛けてくださって、

パニックの時間を減らす対策をしています!

皆さんはこの理由を知った今、

どう思いますか?

以上になります。

ありがとうございました!

投稿者: ASDMOMOKA

【発達障害でも生きやすい世の中を作る】 早産で生まれ、「リハビリをしないと歩けないかもしれない。歩けたとしても身体発達は遅れるし劣る」と医者に告げられ作業療法士のリハビリを受け歩けるようになる。幼い時から名前が珍しいことや身体発達の遅れと劣りが目立ち理解されずいじめを受け自傷行為をするようになり、中高一貫に進むも高校卒業までいじめられる。大学は作業療法学科に進み国試に合格し病院に作業療法士として就職するも働きにくさを感じ、検査を受けたところASD、長期の理不尽な学生時代のいじめの後遺症によるPTSDが発覚。自身の経験や当事者目線から生きやすくなる考え方、対処法を発信!

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