皆さんこんにちは。
ASD当事者の猿田ももかです。
この記事では、
当事者として、大学で習っている作業療法士として
何も意見を出せない人がいたらどうする?
という話をしたいと思います。
何でそんなことが起きるの?
発達障害があると、意見を一切出せず、
会議の時にいい加減に聞いてると
勘違いをされやすいのはよくある話です💦
でもそうなってしまうのは、
多くはいい加減に聞いているわけではなく、
発達障害の様々な特性(処理速度の低さ)が関係してるのを知ってほしいと思います。
普段私たちは、聞き取ったことや目で見たものを、
頭の中で処理をした上で、自分の意見を伝えたり、
相手の話すことを理解したりしています。
つまり、処理速度とは、
聞き取ったことや目で見たものを、
頭の中で処理をする能力のことを指します!
処理速度が低いと?
発達障害を持っていると、
処理速度が元々低いことが多いです。
私も処理速度だけが極端に低いのですが、
その影響が仕事でも出やすいです💦
例えば処理に時間がかかるので、
仲間の意見を処理するのに時間がかかって、
グループワークについていけなくて、意見が何も出せなかったり…
自分の思った事をなかなか言葉にまとめられなかったり…
人の話を聞きながらメモがとれなかったり…
突発的な事がおきるとパニックになって体がフリーズしたり…
なので、事前に何を話し合うのかを教えてもらって、
皆さんよりも早めに自分の意見を考え始めたり、
パニックになってしまった時に、
みなさんが声を掛けてくださって、
パニックの時間を減らす対策をしています!
皆さんはこの理由を知った今、
どう思いますか?
以上になります。
ありがとうございました!