たとえ話をされても理解が難しいASD

皆さんこんにちは

ASD当事者の猿田ももかです。

この記事では、

当事者として、大学で習っている作業療法士として

なぜたとえ話をされても理解が難しい時があるのかというのをお伝えします

たとえ話をされても理解が難しい時がある理由

なぜこうなってしまうのか。

そこにはいくつか理由があります。

①想像力の弱さで、言葉を言葉通り受け取りがち

(話の流れや言葉の裏などから、

例え話だということを即座に理解しにくい)

ASDの人って、特に嘘がつけなくて、

相手の事を考えてもほんとのことを思いっきり言ってしまう

事が多くあります。

また、聴覚劣位な人も多く、

そもそも話の流れがよく分からなくなってしまう

パターンも多くあります。

②嘘がつけないので例え話がよく分からない

たとえば相手に

「待った?」

と聞かれた時に、多くの人は相手の事を気を遣って、

待たされたとしても

「待ってないよ!」

という人が多いと思います。

ASDの人からすると、実際に待ったのに待ってないと

真逆のことを言う事すらも疑問

を持ってしまう事もあるくらい、

ある意味素直すぎる部分があるので、

そりゃ例え話は難しいですよね。

以上になります。

ありがとうございました!

投稿者: ASDMOMOKA

【発達障害でも生きやすい世の中を作る】 早産で生まれ、「リハビリをしないと歩けないかもしれない。歩けたとしても身体発達は遅れるし劣る」と医者に告げられ作業療法士のリハビリを受け歩けるようになる。幼い時から名前が珍しいことや身体発達の遅れと劣りが目立ち理解されずいじめを受け自傷行為をするようになり、中高一貫に進むも高校卒業までいじめられる。大学は作業療法学科に進み国試に合格し病院に作業療法士として就職するも働きにくさを感じ、検査を受けたところASD、長期の理不尽な学生時代のいじめの後遺症によるPTSDが発覚。自身の経験や当事者目線から生きやすくなる考え方、対処法を発信!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA